1時間かけて電車で通学なんて続けられるのか?
定期代いくらかかるのかしら?
高校選び大変ですよね。
選択肢も多いですし、費用や学力や色々と考慮すべき点があります。
さて我が家の双子たちにも、このイベントがやってきました。
去年の4月に高校生になり、現在別々の高校に通学しています。
娘は電車通学で、1時間以上かかる学区外の高校。
不安だけど、学区外の高校にする
息子は自転車で10分の地元の高校。
僕は地元の高校にするよ
この記事では、地元の高校に通うこと、学区外の高校に電車通学すること、それぞれのメリットデメリットを考察し、実際高校に通ってみてどうだったかを検証していきたいと思います。
ぜひ最後までお読みください。
- 電車で1時間以上の高校に通学して分かったメリット・デメリット
- 地元の高校に通学して分かったメリット・デメリット
受験校決定まで
コロナ禍でオープンキャンパスも中止になり、受験校を決めるのも大変でした。
普通科に進むことは早いうちから決めていましたが、普通科で絞ると地元には一校のみです。
そこで偏差値ちょっと高めの学区外の高校を選択肢に加えましたが、その場合遠距離電車通学になるため、最後まで悩みました。
学区外の高校とは?
公立高校では通学区域の線引きが行われていて、これは県によって様々な違いがあるようです。
私の住んでいる県では、居住地ごとにA地域・B地域・C地域と3つに分けられ、もしA地域に住んでいるならBやC地域の高校は学区外の高校となります。
学区外から通学できる生徒の数は、募集人数の13%と定められていて、狭き門となります。
この割合は各県で違いますので、確認してくださいね。
地元の高校とは?
居住している地域の高校、つまり学区内の高校です。
受験に関して、先に述べたようなの合格枠の制限はありません。
地元の高校を検討してみる
自宅から3キロ圏内の高校に通学するとしたら、通学時間や費用等、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
受験前に交通費や通学時間について検証しました。
交通費ゼロ
自宅から徒歩圏内により交通費はゼロ。
自転車も中学校で使っていたものをそのまま使用できます。
通学時間10分
ぎりぎりまで寝ているタイプなので、電車通学なんてできるのか心配でした。
その点地元の高校なら、自転車で10分ですから安心です。
偏差値の問題
郡部の公立高校で、偏差値はそこそこ。
学生の学力は開きがあるようでした。
親世代なら疑問を持つこともなく、地元の高校に進んだのではないでしょうか。
電車通学必須の学区外の高校を検討してみる
高校に1時間以上かけて電車通学する場合、どんなメリットとデメリットがあるのか調べてみました。
定期代がかかる
電車通学となると、当たり前ですが費用が発生します。
毎月必ずかかる定期代です。
高校の授業料は無料でも、残念ながら定期代は無料ではありません(泣)
月に12,000円ほど定期代がかかることが判明しました。
朝が早い
学区外の高校に電車通学している知り合いに話を聞くと、6時半の電車に乗るとのこと。
ということはお弁当を作る時間と自宅から最寄り駅までの時間を逆算して、遅くとも5時半には起きることになります。
親の私が起きられるか心配でした。
偏差値高め
偏差値は高めの進学校で生徒数も多く、今までとは違った環境に身を置くことで、成長できるのではと思いました。
地元の高校に通ってみて
息子は、自宅から徒歩圏内の高校に通うことにしました。
地元の高校に通学してみた結果、メリットとデメリットを見ていきます。
地元の高校に通うメリット
自転車で10分ほどの地元の高校に通うメリットは、時間のロスが少ないことや知り合いが多いことです。
朝はゆっくり登校
朝はぎりぎりまで寝て、自転車で10分かけて通学しています。
交通費はゼロです。
部活動に打ち込める
通学の時間がほとんどかからないので、放課後は部活動を兼部して好きなことに打ち込めています。
土曜日も部活があるので、遅寝することもなく規則正しい生活ができます。
親が行事に参加しやすい
何と言っても自宅から近いため、運動会や保護者会などの集まりに参加しやすいです。
地域に根ざした行事もあり、学校や子供の様子が分かりやすいと思います。
余談ですが、忘れ物をしても届けてあげられます。
地元の高校に通うデメリット
知り合いが多く新鮮味はない
これはメリットでもありますが、地元の高校ということで、顔見知りが多く新鮮味はあまりないようです。中学校から一緒の友達も多いですね。
通学風景もほぼ変わらないことで、電車通学に憧れることも。
学区外の高校に電車通学してみて
電車を乗り継いで一時間以上の学区外の高校に通うことになりました。
実際に通学し始めてからの状況を踏まえて、電車通学のメリット・デメリットを検証してみました。
電車通学のメリット
電車通学では、電車の時間や待ち時間が生じてきますが、メリットはあります。
時間を有効に使える
電車に乗っている時間は、好きな音楽を聴いたり本を読んだり、勉強をしたりと有効に使えます。
テスト前などは、スマホを使って勉強しているようです。
そんな時にコンパクトなイヤホンがあると便利です。
こちらのイヤホンは、最大48時間音楽再生できます。反面、ワイヤレスですと失くさないように注意が必要ですので、コンパクトに収納できて持ち運べる手のひらサイズの収納ケースが便利です。
地元以外の友だちと繋がれる
娘の高校に関しては、地元の友だちが皆無でした。否応なしに様々な地域から来ている、新しい友達に出会えます。交友範囲が広がる、世界が広がることです。
ただ、デメリットにも書いてありますが、うちの娘のように人見知りする子は最初は辛いかもしれません。
電車通学のデメリット
遠くの高校に電車通学するデメリットは、残念ながらあります。
通学時間が予想
娘は結局、電車通学の高校を選びました。
最寄駅から電車を乗り継ぎ、徒歩含めて1時間少々かかります。
また、やっかいなのが大雨や雪の日。
電車が遅延したり運休になったりするので学校に連絡したり子供と連絡を取って迎えに行くこともあります。
電車が遅延した場合や運休になった場合の代替え手段(バス等)を確認されておくと便利です。
そして定期テストなど昼過ぎに下校することがあると電車の本数が少ないため、駅で待つ時間が長くなる事態も。
定期代がかかる
うちの場合、定期代は月12,000円ほどかかります!1年で約150,000円です。
しょうがないと思いつつ予想以上の出費でした。
大きな出費になりますが、最長で6か月分の定期を買うのが一番お得です。
最初はアウェイ感
知ってる子がいない。
学区外の高校で同じ中学校出身の女子が一人もいなかったため、アウェイ感を感じたようです。
その上娘は人見知りで、コロナ禍のマスク生活ということもあり、高校に馴染むまで時間がかかりとても心配しました。
夏休み前くらいからやっと仲の良い友達が一人できたようで、安心しました。
高校通学リュックは、こちらの記事をどうぞ 高校通学リュック。ベンデイビスを1年間使ってみた
電車通学の高校を選んだら?まとめ
実際、高校へ1時間以上かけて電車通学させてみて、親も子も大変だと思います。
私の場合最寄りの駅まで娘を毎日送迎しています。
時間もお金もかかるのでデメリットも多く、はっきり言って大変です。
ですが、電車の中では本やスマホで勉強もできますし、本人次第で通学時間を有効にも使えます。
学区外で偏差値が高めの高校なので課題も多くハイレベルで大変そうですが、大人数で多様な価値観のお友達と触れ合う機会もあり、メリットもあります。
地元の高校へ通うか電車通学で遠くの高校へ通うか結局は子供次第です。
ですが、親の負担度もかなりの差があるため、先輩や先生の話を聞いたり親子で納得いくまで話し合ってから決定されることをおすすめします。
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