高校生って、どんな生活を送っているの?
中学生やその親は、気になるところだと思います。
高校生活ってどんな感じなんだろう?課題は多いの?友達はできるかな?
うちの娘は現在、進学校に通う高校生です。
娘が進学するときは、ちょうどコロナ禍で学校見学もほぼ中止でした。
しかも地元の高校ではなかったので情報もあまり無い状態。
口コミサイトを見てみましたが、詳しいことは良く分かりません。
結局、実際の学校の様子や先輩たちの声に触れることなく高校を決めたので、入ってから「辞めたい」「ツライ」と言うことがよくありました。
この記事は、娘が高校生活で体験した「大変だったこと」を書いています。
高校生活の1つのケースとして参考にしてみて下さい。
現在高校2年生
電車通学(約1時間)
予習復習に追われる
運動苦手
人見知り
- 学区外の公立高校
- 進学校・普通科
- 課題が多い
こちらは、高校生の一般的なタイムスケジュールです。
- 6:20起床
朝ごはん・身支度
- 6:50家を出る
駅まで車で送迎
- 6:59電車に乗る
電車乗り換え一回
徒歩10分 - 7:55学校到着
- 8:15朝読書
- 8:351時間目開始~4時間目
休み時間10分
- 12:25お弁当タイム
- 13:05掃除
- 13:30午後からの授業開始
- 16:20授業終了(7時間授業の場合)
※6時間授業の場合は15:30に終了
- 18:00帰宅
放課後すぐに帰宅した場合。
※帰宅時間はバラバラです。
通学時間は電車・徒歩で、早くて約1時間。
電車の便や乗り継ぎの具合で若干の差はあります。
授業時間は50分で、休み時間は10分です。
高校生活大変だと思ったこと
人見知りで運動の苦手な娘が高校生活1年を過ごしてみて、「大変だ」と思ったこと。
- 0からの友達作り
- 熱心な体育の授業
- 膨大な課題
- 重い通学リュック
では、順番に詳しく紹介していきます。
0からの友達作り
誰でもそうかもしれませんが、一番心配だったのが、
「友達はできるだろうか?」ということです。
小学校から中学校卒業までは地元の学校だったので、何度クラス替えがあっても顔見知りのメンバーが何人かはいました。
ところが、高校ではメンバー総入れ替えです。
同じ中学出身の女子はおらず、そのうえ娘は人見知り。
友達ができるのだろうか・・・。
本人も不安に感じていたようでしたが、私もめちゃくちゃ心配でした。
そのうちできるだろうと思いながらも、何気ない感じを装って「今日は誰かと話した?」「友達できた?」と毎日聞く始末。
では、ここで・・・。
友達ができそうなシチュエーションを4つ見てみます。
自己紹介
必ずあるのが、自己紹介。
これって緊張しませんか?何を言ってよいか分からなくなり、声も小さくなりがち。
娘はというと、緊張してあまり言いたいことが言えなかったと。
そこで、前もって自己紹介ネタを箇条書きにしておくことをオススメします。
自己紹介の機会はこの先も必ずあります。そういう時のためにネタを考えておきましょう。
部活動に入って交友を広げる
学生生活の王道!である部活に入ることを勧め、娘が興味のあった放送部に入りました。
ところが、そこは毎日遅くまで練習があったため、電車の時間等で帰宅時間が夜8時頃になります。
しばらく続けた後、慣れない高校生活と遠距離の電車通学の疲れで、帰宅後にダウンして翌日欠席。
勉強との両立は難しいと悩んだ結果、辞めることを選択しました。
部活動は意義があると思いますが、無理してまで続けることはないと思います。
できれば何か部活に入って欲しかったのですが、入りたい部活が他にない、また、まずは学校生活に慣れることを優先しました。
娘の場合はうまくいきませんでしたが、部活動に入ることは交友関係を広げるのに有効だとは思います。
体験入部もできますから、自分に合った部活をよく考えて探してみて下さい。
新入生宿泊研修
文化祭などの行事がきっかけでクラスメートと仲良くなれることってありますよね。
入学まもなく娘の高校では、新入生宿泊研修が予定されていました。
同し部屋でクラスメートと1日過ごせば仲良くなれるチャンスだと思ったのですが、コロナで中止。
最近は修学旅行も再開されていますし、こういった行事も開催されるところが多いようです。
仲良くなれるチャンスだと思いますので自分から話しかけてみて下さい。
話しかけたいんだけど・・・
娘のように人見知りの子は、話しかけて欲しいと思っているんです。
結局は名簿順の前後席
結局、最初の席順で前の席だった子と話があったようで、5月のGW明けくらいからその子の話が頻繁に出て来るようになったので安心しました。
友達ができると景色が違うというか、嫌な事でも頑張れたりしますよね。
体育の授業が活発
運動が苦手な娘。
高校に入ってびっくりしたのが、体育が全然ゆるくないことです。
運動が好きで得意な子なら楽しいかもしれません。
水泳の授業
水泳の授業があるかないかは、高校によって違うようです。
また、コロナ対策で全くない学校もありました。
娘の高校の水泳の授業は、通常通り行われていました。
高校のプールは深いそうです。
娘は160cmはありますが、真ん中のあたりだと足がつかない深さです。
下手したら本気で溺れそうと言ってました。
とりあえず、苦手な子は端のレーンで泳ぐそうです。
水泳の授業を休むと改めて放課後に補講を受けなくてはいけません。
授業と言ってもひたすら300mほど泳ぐのですが、やっと1日の授業が終わったと思ったら水泳とは・・・。
補講に出なきゃ点数もらえない
学校側も、欠席だと点数がつけられないのでしょう。
とりあえず補講をこなせば評価してもらえるので、逆に親切な対応だと思います。
高校生は体力がありますし、体育が苦手でなければ普通にこなせるでしょう。
ダンスの授業
ダンスの授業は中学校でもありますが、高校に入るとさらに進化。
コロナで十分に体育の授業時間が取れなかったというのもあり、課された宿題が、「4曲分のダンス動画を家で観て覚えてくる」というものです。
4曲のうち2曲は以下の通り。
🎵ブルーノ・マーズ『Runaway Baby』
🎵日向坂『あざとかわいい』 他2曲🎵
テンポが速い曲で、運動が苦手な娘には過酷でした。
動画をひたすら一時停止や倍速調整しながら繰り返し視聴して覚えました。
何と言っても動きが早いし、それも4曲!「覚えられない!」と一時はやる気喪失でしたが、
結局なんだかんだ言ってなんとか最後まで踊れる状態までは覚え、テストの日を迎えました。
ダンスを習ったことがなく運動が苦手な娘にとっては苦痛の日々だったようです。
課題の量が多い
課題の量ですが、まあ多いです。それぞれの教科の先生がお互いに配慮しながら課すというわけでは無いので、明日までにこれとこれをしなきゃ~!と夜中の2時頃までやることも。
そうなると私も気になって眠れず最初は起きていましたが、そのうち大丈夫だと思うようになったので、先に寝るようになりました。
週末には週末課題、長期休みにはさらにどっさり課題が出されます。
こんなに課題出るなら夏休みなんて無くていい
その上予習もあるので、毎日課題に追われている様子です。
もっと要領の良い子なら、サクサクと終わらせられるのでしょう・・・。
通学リュックが重い
娘の高校は、通学かばんに決まりはなく何でもOKです。両手が空くリュックを持っている子が大半です。
ある日何気なく子供のリュックを持った時、その重さにびっくりしました。
「重っ!!」
試しに計ってみたら8キロほどありました。
こんなに重いもの背負って毎日歩いてるのか・・・。
腰を痛めたり頭痛を起こしたりしそうなレベルです。
「何が入っているの?」
「学校に置いてきたら?」と聞くと、「置けるものは置いて帰ってきてる。」
気になるリュックの中身はこのような感じです。
・分厚い教科書・ノート
・お弁当・水筒
・ノートPC
・電子辞書
・体操服(授業がある時)
・財布・定期・イヤホン・スマホ
こちらは、娘が使っているリュックです。
ポケットが多くてマチも大きく、肩ベルトのクッションも厚みがあっていい感じに肩をサポートしてくれるようです。
デザインもとてもかわいいのですが、唯一のデメリットと言えば、他の子と色違いでかぶってしまったことです。
通学リュックは、こちらの記事をどうぞ。↓↓
高校生活ってどんな感じ?辞めたいと思ったこと:まとめ
それぞれの高校によって違うと思いますので、改めて明記しますが、娘の通う高校は公立の進学校です。
高校に入ってからの印象と言えば、課題が山のようにあって大変そうだということです。
親としても、別の高校を勧めてみれば良かったかと少し後悔したくらいでした。
1年目は毎日課題に予習に追われて辛そうな印象でしたが、2年生になるとそれも慣れたのか、手の抜きどころが分かるというか、だいぶ自分のペースで進められるようになっているようです。
実際、入ってみないと分からないことがあるとは多いと思います。
できるだけ入りたい高校の情報収集をすることをオススメします。
娘を見ていると、自分の偏差値に合った高校を選ぶのも良いですが、自分のやりたいことができる高校を選ぶのが一番なのではと思いました。
高校2年生である現在は課題も体育も、なんとか頑張ってこなし、友達と楽しく過ごせています。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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