今は転職は当たり前、副業や起業も珍しくない時代です。
未曽有の疫病に見舞われて働き方も暮らし方も一変しました。
リモートワークが進み、ワーケーションという言葉も生まれました。
子供達は、このような多様化した時代をしなやかに強く生き抜いていくことになります。
この記事では、子供たち向けに時代を生き抜くヒントになる本『メシが食える大人になる!よのなかルールブック』の感想や作者を紹介します。
子供たちだけでなく、私たち大人も改めて心に留めておきたい名言ばかりです。
小学校高学年から大人まで、この本を手に取ることによって多様化した時代を生き抜く方法を学べます。
『メシが食える大人になる!よのなかルールブック』子供たちにおすすめの名言
では、実際の中身を紹介していきます。
どれも納得する名文はがりなのでどれを紹介するべきか迷いましたが、厳選した3つを紹介いたします。
親も間違うことはある
親にカンペキを求めすぎない。
親だって一人の人間。まちがいもするし、悩むこともある。
けっしてカンペキなわけじゃない。
そのことに気づいたとき、きみは少し大人になるよ。
『メシが食える大人になる!よのなかルールブック』
これは、私たち親も知っておきたいことだなと思います。
つい、正しい姿勢を見せ続けなきゃ、間違わないように、と肩ひじを張ってしまうことあります。
それで自分が疲れて笑顔をなくしてしまったら本末転倒ですね。
間違ったら、ごめんね。と謝ることも大切だと気づかされました。
一生懸命って笑いの対象?
「一生懸命」をバカにする人には振り回されない。
「一生懸命」を笑う人は、夢中になれるものがない人。
夢中になれるものをもっている君のほうが、人生を大きくリードしているよ。
気にすることなんてないんだよ。
『メシが食える大人になる!よのなかルールブック』
一生懸命何かをする事って、大人から見れば素晴らしいことだってわかります。
でも子供の時ってどうでしたか?
あいつ真面目だな~とか、適当でいいのに~、という雰囲気が漂ってしまうことも。
一生懸命やってみたいけど、つい周りに流されてしまったり周りの目を気にしてしまったり。
掃除でも合唱でも勉強でも運動でも趣味でも、一生懸命やったことって
それだけで財産になるに違いありません。
お金が全てではない。お金必要ないの?
最低限のお金は必要だと知る。
よのなかお金がすべてではないけれど、
お金があれば守れる「心の余裕」もあるんだ。
「お金がすべてではない」なんてキレイごとを言うまえに、
きちんと向き合うことが大切だよ。
『メシが食える大人になる!よのなかルールブック』
小学校から高校まで、お金について教育を受けたのは算数の授業くらいかもしれません。
資産形成についての知識はゼロでした。
大っぴらにお金のことについて話すのはタブーとされていた感覚があります。
ところが、2022年度から、高校家庭科で「資産形成」の授業が必修となりました。
今の日本の格差社会を見ても、これからもどんどん格差が広がっていくと考えられます。
お金と真剣に向き合っていくことは将来の子供たちを守ることにつながると思います。
『メシが食える大人になる!よのなかルールブック』の作者は?
『メシが食える大人になる!よのなかルールブック』の作者は、高濱 正伸さんという方です。
以前、「情熱大陸」(毎日放送/TBS系列局)や「日経スペシャル カンブリア宮殿」にも出演されたことがあり、メディアにも多数取り上げられているようです。
1993年学習塾「花まる学習会」を設立、現在も講演会や野外活動の企画などを通して活動されています。
そこで「メシが食える大人になる」という理念のもと、野外体験や作文、読書などを中心にただ知識を詰め込むのではなく、意欲と思考力を伸ばす学習を実践。
そしてたくさんの子供たちに接するうちに、小学校高学年以降に伸び悩む子供たちに共通点があることに気づいたそうです。
伸び悩む子供って?
指示を待って素直にしたがう子
やりたいことの強い意思が感じられない子
指示を待って素直にしたがう子供たち。
自分がやりたいことの強い意志が感じられない。
計算は早いけど、応用や思考力を試す問題だと詰まってしまう。
そんな子供たちに足りなかったのは、自分の頭で考える力だといいます。
子供たちに、将来メシが食える大人になって欲しいと願い、体験学習や授業を通して生き抜くノウハウを提供されています。
『メシが食える大人になる!よのなかルールブック』まとめ
子供だけでなく、むしろ大人にこそ読んで欲しい、基本に立ち返ることができる本だと思います。
さらっと読めるのに、奥が深い名言ばかりです。
ぜひ手に取ってみてくださいね。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。
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